日々雑感

とりとめのない感想

Yちゃんのこと

幼なじみのYちゃんが亡くなった。

覚えていないけど、2歳くらいの頃に出会ったようだ。

 

幼稚園の頃か、もっと幼い頃だったか、お隣に住むMちゃんの

家に集まって、私達はよくおままごとをした。

 

幼いながらリーダーシップのあったMちゃんは、いつもお母さんの役で、

体の大きかった私が一番上のお姉ちゃん役、下にAちゃんとSちゃんという

妹役がいて、Yちゃんは赤ちゃんの役だった。

弟達は、本当にまだ赤ちゃんだった。

 

同じ小学校に行き、同じ中学校に通う頃には、みんなの背がぐんぐん伸びて

私とMちゃんは、一番小さくなっていた。

 

その後、みんなが別々の学校に通い、また集まりだしたのは、社会人になって

からのことだったけど、Yちゃんは一番早く結婚をして、子供を産み、離婚して、

遠くの島に引っ越してしまった。

 

2005年頃だっただろうか、Mちゃんと一緒にYちゃんの所に遊びに行った。

赤ちゃんの頃に会ったきりだったYちゃんの息子は小学生になり、

ねぇね、ねぇねと呼んでくれて、私達はとても仲良くなった。

無邪気なところがYちゃんそっくりだと思った。

 

それから一度も会わずに、15年も経ってしまった。

 

あっという間だったよね。

 

会いに行かなかったこと、少しだけ後悔してる。

闘病中、私の顔を見たら元気が出るとも思えなかったんよ。

喜んでもらえるか自信がなかった。

短い手紙しか書けなかった。

だけど、手紙はもっと書けば良かったね。

 

幸せだったね、とも、可哀想だったね、とも言わないよ。

私も、他人にそんなこと言われたくないし。

 

先に逝った犬たちが迎えに来てたでしょ。

しばらくのんびり過ごしてね。

 

今、私は平気な顔して仕事をしてる。

またね。いつかね。